こんなやり方も…ちょっと中級編

「売り」から入れる!
FXの基本が理解できたら、ちょっと応用編です。
FXは、外国の通貨を買って、その狙いの通貨の価値が上がったら売り、その差益を得ることができる、ということでした。
しかし、実は、FXの醍醐味として、「売り」から入る、ということができるのです!
「売り」から入る、とは、もともと持っている通貨で、今後価値が下がりそうなものに狙いをつけ、価値が高めのうちに売り、狙い通り価値が下がったときに再び買い、その差益を得るということです。
「買う…価値が上がる…売る」ではなく、「売る…価値が下がる…買う」という構図です。
価値が下がりそうなら、高いうちに売っておいて、価値が下がってから買い戻すわけです。
ちょっと面白いでしょう?価値が下がっても得できるチャンスがあるわけですから!
短期的戦略と長期的戦略
FXでは、まず、為替の値動きにどのような変化があるかを見ることが重要です。
通貨どうしの価値は、刻一刻と変化していきます。朝の通勤時間にチェックしたときと、夜の帰りにチェックしたときとでは、値段が大なり小なり違っているわけです。
このような、短期的な為替の変動に注目し、こまめに売り買いを行うことは、「短期的戦略」と呼べるでしょう。
一方で、以上のような細かな変動よりも大局を見て、長期間の相場変動の傾向を鑑み、予想を立てる、ということもできます。
待ちに待って、「ここだ!」というところで売買し、大きな利益を得ることを目指す「長期的戦略」というわけです。
値が最安値に、あるいは最高値になるまで根気よく待つ、というのは、大変なことですが、予想が当たった時の喜びもひとしおでしょう。
このような「短期的戦略」と「長期的戦略」を理解し、使い分けることができれば、どのような変化にも対応することができそうですね。